新学期の漢字指導方針と新教材導入について

1. 概要

新学期より、初級クラス(A5/P1~3クラス等)において新しい漢字テキストを導入します。従来のストーリーは廃止し、「形」の定着を最優先とした指導へ移行します。

2. 新教材「どんどんつながる漢字練習帳」について

  • 構成:全22課。各課に「漢字紹介ページ」と「練習問題ページ」あり。
  • 分量:1課あたり漢字約10個前後。
  • 特徴:
    • 部首や共通パーツでグループ化されており、関連付けて覚えやすい。
    • イラストや絵が多く、漢字の成り立ちや意味をイメージしやすい。

3. 授業構成とスケジュール

1つの課を3日間のサイクルで学習します(『みんにち』の語彙の漢字とは別に、漢字専用の時間を設ける)。

  • 1日目・2日目(導入・練習)
  • 時間:1コマあたり45分程度。
  • 内容:前半・後半に分けて漢字の「形」と「読み・言葉」を学習。あまった時間でディクテーション。
  • 活動例:スライドを用いた導入、書き順確認、空書、カード活動など。
  • 3日目(確認・テスト)
  • 内容:練習問題の答え合わせ、ディクテーションテスト(その課で学習した漢字。全ての漢字を含める必要はなく習っていない漢字はひらがなでもOK)。

4. 指導方法(ティーチング・メソッド)

目標:正確な書き順よりも、まずは「正しい形」を覚えることを最優先とする。

A. 導入・形の学習

– 視覚的補助例:
– (例)PowerPointスライドや動画(書き順アニメーション)などを活用。
– (例)色分け指導:共通する部首やパーツ(例:「歩く」の「少」の下の部分など)を赤色などで色分けし、視覚的に構造を理解させる。板書でも同様に色を変えて強調する。
– (例)書き順:細かい矯正はしないが、形を整えるための基本ルール(上から下、左から右)として指導したほうが良い。

B. 語彙の学習

– 範囲: 各漢字の全語彙(文はやらない)

C. 書く練習

– 授業内で各漢字を最低1回は書き(ノートやホワイトボードなど活用)、形を確認する時間を設ける。

5. 宿題

– 形式: 統一フォーマットの「マス目入り練習用紙」を使用。
– 内容:
– 1日目・2日目:その日学習した漢字一文字を練習(各字1行)。形を定着させることが目的。
– 3日目:1日目と2日目の漢字(言葉ではなく一文字だけ)をすべて練習。
– 忘れた学生は担任に報告

6. クラス別対応と開始時期

– A1 ,A2クラス: 既存の緑の教材を継続。
– A3 / A4クラス: 現行の漢字ワークシートを継続。
– A5クラス: 基礎的な「一、二、三」などは飛ばし、第3課または第4課から開始する方向で調整(クラスレベルによる)
– P1~3クラス:どんどんつながる漢字練習帳1課から

7. Action Items(タスク一覧)

⬜︎教材発注: 新しいワークブック計67冊の発注)
– 内訳目安:A5クラス 19冊、Pクラス 48冊
⬜︎スライド作成:
– 漢字一文字→漢字語彙(アニメーションでルビ)
⬜︎プリント作成:
– 宿題・練習用の「マス目入り練習用紙」フォーマット作成。